要チェック!デジタルに強い人が、キャンペーンで紙媒体を使う時に気を付けたい事
現在、アプリやWebなど、便利な仕組みを多くの人に知ってもらうキャンペーンのため、また、実際キャンペーンで使うときの導入用として、紙媒体を活用することが進んでいます。スマホからQRコードを読み込んでアプリやWebサイトへ誘導し、操作をして登録するという流れの手法が一般的になっています。
しかし、せっかく手間をかけてアプリやWebシステムを作り、周知・導入の手段としてで紙媒体をデザインしてキャンペーンをしたのに、思ったほど効果が出なかったとガッカリしたことはありませんか?
キャンペーンがうまくいかない理由
なぜうまくいかなかったのかを考えてみると、仕組の問題、デザインの問題、配布の問題など色々な原因が考えられますよね。
実は意外に、キャンペーンカードなどもらった紙を見てもやり方が分からない、分かりにくいという事が多くあります。なぜ分かりにくいのかというと、紙媒体のデザインに問題がある場合が多いです。
例えば、カードを受け取っても、どのように登録するのか熟読しないと分からないため、ユーザーが途中であきらめてしまい、無駄になってしまうなどが考えられます。
どのように使えばよいのか、直感的に分からないデザインが多い印象があります。例えば、下記のような例があります。
カード等紙媒体のデザインは大丈夫?
分かりにくい具体例
- 1枚の紙にQRコードがいくつもあるため、どこからアクセスしてよいか分かりづらい。
- 大事な情報が小さく記載されていて見落としやすい。
- 順序が分かりずらい。
これらを、後述する第3者に見てもらい、解決してからスタートすることが肝心です。下記は解決の一例です。
分かりにくいを分かりやすく
- 例えば1つのコードをバーコードにしてみるとかで回避できる場合もあります。
- 使用するユーザーにもよりますが、重要な部分が小さくて見落としがちになってしまうデザインが多々あります。情報が入りきらない場合は、印刷物自体のサイズを見直す必要もありそうです。
用紙が大きくなることに対してユーザーの利便性や印刷費用のコストアップなど、トータルで考えて一番良い結果を得られるよう検討しましょう。 - まず、どこから始めたら良いのかが分かりづらいために、ユーザーがイライラして印象を悪くしてしまいます。
①②等・・・番号を目立つように振って一目で分かるように誘導することが大切と感じます。
内容を何も知らない第3者に確認してもらう
デジタル部分を担うシステム・仕組み全体の担当者なら、頭の中に流れが完全に入っています。そのため、実際使用するにあたって、思わぬ不備や分かりにくさに気づかない、気づきにくいことが多々あるのではないでしょうか?
キャンペーン開始後に「しまった!」とならないためにも、仕組みが完成したらまずは実際のターゲットを想定して、仕組みについて何も知らない担当外の人間に充分な確認をしてもらう事が重要です。担当外の人間がつまづくデザインでしたら、第3者にはおそらく対応が出来ません。紙媒体の内容を再度検討するべきと思います。
どうしても第3者に確認してもらう事が難しい場合は、とにかく「素人」になったつもりで見直してみましょう。全年齢がターゲットでしたら自分のお父さんやお母さん、場合によってはおじいさんやおばあさんでも、無事に使えるかを意識してはいかかでしょうか。
当社もご相談を頂ければ、第3者として意見させていただく事も可能です。
紙のメリットを充分に生かし、ユーザーが簡単にデジタル部分に入っていけるよう、活用していきたいですね。
投稿者
- 1999年入社時は当時貴重なMacに触れたくてDTPを担当、その後本社地区の営業担当を経て、2005年からは東京営業所長。
バリアブル印刷には初代オンデマンド印刷機導入時より、20年近く携わっており、専門分野としてあれこれ知識を貯めました。
お客様からの課題解決のため、社内で知恵を絞って対応しています。
プライベートでは1人息子と父子キャンプを楽しんでいます。
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