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レーザー加工その他・イメージ

活版復活プロジェクト

活版印刷見本

なぜ活版印刷を復活させようと思ったのか

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弊社には20年以上前に使われなくなって、倉庫の隅に眠っていた活字や設備がありました。機械自体は壊れているわけではなく、比較的よい状態で保存されていました。

活版印刷機はいかめしいカタチをしていますが、その重厚な雰囲気と動作のおもしろさ、そして今の印刷物にはない凹みやインクの風合い、これはなんともたまらないものがあります。いつか使ってみたいとずっと思っていました。

また活版印刷に使われていた、デザインを施した版木などはまさに大正・昭和のレトロな雰囲気を保っており、それがそのまま残っているのに全く使われないのは非常にもったいないことだとも思いました。

これは弊社の財産でもあり、この活版印刷独特の雰囲気をぜひ色々な方に感じて欲しい、また昔の印刷手法を知ってほしいと感じ、活版復活プロジェクトを立ち上げました。

活版印刷機を動かせるようにするために

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まずは印刷機のメンテナンスから始め、使用方法の確認を行いました。しかし弊社でも20年以上前にやめてしまった手法の為、社内にも分かる人間がおらず試行錯誤の連続でした。活版印刷に詳しい方を弊社に招き指導していただいたりもしました。

また、活字を拾って版を組む作業(組版)はとても難しく、なかなか前へ進みませんでしたが、約1年をかけてやっと形することができるようになりました。

活版印刷と紙について

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活版印刷に使用する紙は、ある程度厚みがあり凹みがわかるもののほうが適しているようです。

たとえば、クッションペーパーの0.6mm程度のものはしっかりと活字の凹みがつき、活版印刷の風合いが普通の印刷では出せない温かみをかもし出します。

紙やインクの色を変えることでオリジナリティのある印刷物を作りたいと考えています。

イベントにも出店しています

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最近では、弊社がある高山市の本町商店街の夏祭りに「手押し活版印刷機でスタンプしよう」という企画で出店しました。

社内に残っていたデザイン版と名前を組み合わせてオリジナル名刺を作成するというものです。

年輩の方がお越しになるかと当初は考えておりましたが、親子連れでこられる方が約7割でした。活版印刷機を見たことがない方にとっては、逆に目新しく映るようです。少しずつでも皆様に知っていただければと思っております。

活版印刷の活用について

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今後の課題として、活版印刷を使用した商品開発をしていきたいと思っております。

その為に印刷の精度をさらに上げ、良い品物できる体制を整えていきます。

また、昔の版や活字を利用するだけでなく、樹脂をレーザーカッターで削って活版印刷用の版をつくることも試しています。

昔の技術と現代の技術を複合した新しい活版印刷の試みを考えています。